免震用の積層ゴム支承を火災から保護する、護免火シリーズを代表する耐火被覆構造です。プレ加工の耐火材を積層ゴム支承の周囲に積み重ね、バックル型の留付金物で固定するだけなので、着脱が簡単で見た目もスッキリの軽作業システムです。多段スライド式耐火被覆は、変形時にも隙間が生じにくい安心構造です。

護免火は繊維強化セメント板を基盤とし、ケイ酸カルシウム板とグラスウールなどで構成するリング状パネルです。積層ゴム支承の外周に積み重ね、最上部に加熱膨張材を配置し、優れた耐火性と短時間で設置できる容易な施工性を実現しました。着脱が簡単ですので、定期点検時のメンテナンスが容易に行えます。

特長
国土交通大臣の柱３時間耐火構造認定を取得。
フッ素樹脂の摩耗低減効果により積層ゴム支承の水平変形にしっかりと追随
パネル同士をバックル型の金具で締めるだけの簡単着脱。
中間階免震の耐火性を担保し、駐車場など建物の有効利用を促進
護免火の形状は、丸形仕様と角形仕様の２タイプを用意
ホルムアルデヒド発散建築材料には含まれない告示対象外品
用途
天然ゴム系積層ゴム支承（プラグ入りを含む）、高減衰ゴム系積層ゴム支承の耐火被覆