有限会社サンテックス

有限会社サンテックス

護免火シリーズ

免震装置用耐火被覆システム
安心を更に大きく。

繊維強化セメント板と、ケイ酸カルシウム板、グラスウールなどで構成されたパネルです。
積層ゴム支承と組み合わせる事で耐震性に加えて、優れた耐火性を不可する事ができる製品です。

ビル火災の恐ろしさは、熱、炎、煙、有毒ガスなどによる直接的な被害にとどまらず、柱を構成する鉄骨が高温で脆弱化する事で、脱落や倒壊などによる災害の拡大を招く可能性があることです。特に高層ビルでは万一のときの危険性が増大するため、柱の耐震化と耐熱化は非常に重要になります。弊社はそのような社会の安全性に対する課題と真摯に向き合い、より安全な街づくりに貢献したいと考えています。

耐火性
「護免火」は「免震材料を含む柱」として、国土交通大臣から3時間の耐火構造認定を受けています。
施工性
取り付け用の下地を必要とせず、工場で加工された2分割パネルを下から積み上げるだけの簡単施工が可能です。
メンテナンス性
優れた施工性も相まって、定期点検時の取り外し、取り付けが容易に行えます。

建物を免震化するための免震装置は、一般に基礎直上に設置されるため耐火性を必要としません。しかし、建物の有効利用を図る目的から免震装置を柱頭または柱脚に設置(中間階免震)する場合には、免震装置に耐火被覆を施す必要があります。建築基準法上、免震装置の耐火被覆構造は「免震装置を含む柱」として扱われ、耐火構造とするためには国土交通大臣の耐火構造認定を取得する必要があります。【護免火シリーズ】は、地震の揺れに対する免震装置の水平変形に追随し、火災から装置を護ります。施工後も脱着が可能で点検時の作業性にも優れています。「護免火」は「免震材料を含む柱」として3時間の耐火認定を取得した免震装置用耐火被覆構造です。

現在、免震装置を含む柱の耐火構造認定は、天然ゴム系積層ゴム支承、高減衰積層ゴム支承および直動転がり支承を対象としたもののみが認定を受けており、【護免火シリーズ】は、これらすべての免震装置を対象として3時間の耐火構造認定を取得した免震装置用の耐火被覆材です。

タイプ別製品紹介
護免火 多段タイプ

多段タイプ

護免火NR、護免火HR(積層ゴム支承用多段積層型)
免震用の積層ゴム支承を火災から保護する安心のリング。
護免火 パネルタイプ

パネルタイプ

護免火NRパネル(天然ゴム系積層ゴム支承用パネル型)
パネル型耐火被覆構造